今月のフォカッチャ〜ドライトマトのフォカッチャ〜【2020/08】
今月のフォカッチャはドライトマトのフォカッチャです
同じレシピだとブログネタとして代わり映えしないので、今月はドライトマトのフォカッチャです。
...って言っても、この前のフォカッチャにドライトマトのっけただけですが。 (そしてしれっとまた月を跨いでいる)
レシピ
今日は昼も夜もフォカッチャを食べたいというリクエストにお応えして、いつもの2倍量で作ります
- パン生地
- 強力粉:600g
- 塩:10g
- 砂糖:10g
- ドライイースト:10g
- オリーブオイル:20g
- 水:400g
- トッピング
環境
作り方
混ぜる
前回同様、ひたすら混ぜます。今回と前回の相違点は「作る量が倍である」という点です。
倍だからといって、混ぜる時間が倍になるとか、混ぜる労力が倍になるということはありませんが、量が増えたことで気にしなければならない点が出てきます。それは「だま」ができやすくなることです。
ドライイーストがかなりだまになりやすく、またオリーブオイルも水を挟まないで直接粉にかけるとそこでだまができます。
というわけで、
- 粉はあらかじめ全部混ぜておく
- オリーブオイルは水を入れた後、水のある場所に注ぐ
といった工夫が必要です。
今回のTipsは手間もほぼ変わらず、半量でも効果があるので「パンを作るときはすべからくそうすべし」と鵜呑みにしてしまってもよいのですが、必ずしもそうではないですよね。
「ある一定の規模なら効果があるけど、少ない量の時は全然効果ないし、ただの手間」というならやるべきではないわけです。
「大規模になることで、小規模では見えなかった問題点が顕在化し、それに対して先人たちは知恵を残し、その恩恵を後に続く人が享受する。お前はただ利益のみを享受するのではなく、その背景をしっかり把握しなさい」と、またパン生地に教えられました。
とか言いながらオリーブオイル直接入れました。教え忘れちゃいました。忘れちゃいましたけど何か?(真顔)
一次発酵
いい感じに混ぜ終わったら、ラップをして1hくらい発酵させます。 気温が高いとサクサク発酵してくれるので楽チンですね。
分割・ベンチタイム
今回は倍量なので、生地を2つに分割し、あとで成形しやすいように軽くまるめておきます
(あまり丸めすぎると、生地がしまってしまい成形までに時間がかかるので、軽めにします)。
成形・二次発酵・焼成
まるめた生地を麺棒で伸ばし、型にはいる大きさにします。
フォカッチャは焼成中の破裂を防ぐために生地にくぼみをぷすぷすと刺すのですが、今回はこのくぼみにドライトマトをつっこんでいきます。
ちなみに今回のトッピングはこの人たちです。ドライトマトはカルディで買いました(700~800円くらい)。こいつのせいで原価爆上がりです。
トッピング量ですが、以下のような基準でふりかけています。
- ドライトマト:フォカッチャに開いた穴の分だけ。穴を開ければ開けるほど、家庭に穴が開く。
- バジル・オレガノ:好きなだけ。ドライトマト自体が割とオレガノ風味だったので、今回はバジルの方が多め。
- 岩塩:好きなだけ。目玉焼きに醤油とかソースをかける感覚で、「このパンにちょっと塩降るならこんなもんかな〜」と自分が思う量。
焼いている間も生地は膨らむので、生半可な気持ちでドライトマトをつっこむと、焼き上がりにドライトマトが浮いてしまいます。なので「これはお前のためにやっているんだよ」という気持ちで、容赦無くドライトマトをめり込ませます。
生地を二等分したので、片方はドライトマト、もう片方はさらにチーズをトッピングして焼成です (チーズの方は撮り忘れました)。
焼きは250℃に余熱したオーブンで20分前後(家庭用オーブンは癖が強く火力も弱いので、適宜調整してください)です。
うちのオーブンのサイズでは一つしか入らないので、ちゃんと二次発酵すると2枚目が過発酵気味になります。なので、
- 1枚目の生地を成形する
- オーブンの余熱を始める
- 2枚目の生地を成形する、余熱が終わり次第1枚目をオーブンに入れる
- 1枚目が焼け次第、2枚目を焼く
という感じで作業をすると、1枚目は微妙に発酵足りない感じ、2枚目はまあまあいい感じで仕上がります。まあでもあんまり厳密にやらなくても美味いから大丈夫です。
完成
うわ〜うまい!うますぎる〜!ただのピザ〜〜〜
感想
もう焼く前からすでに美味いという確信があったのですが、実際にめちゃめちゃおいしかったです。
オイル漬けのドライトマトの場合、惜しみなくそのオイルをパンに塗っておくと、トマトがない部分もトマトの味がしていいなあと思いました。
次回は何フォカッチャにするかな〜。